【独学】第二種電気工事士試験 対策まとめ(学科試験)

資格電気工事士
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よーすけ
よーすけ

第二種電気工事士はしっかり対策すれば、

誰でも合格できる資格だというけど、

具体的にはどんな対策をすればいいのかな?

オーム先生
オーム先生

出題される問題は毎回似ているから、

過去問が解けるように勉強することが大切だよ。

よーすけ
よーすけ

そうなんだ…

でも計算は苦手だし、仕事をしながら勉強出来るかなぁ?

オーム先生
オーム先生

大丈夫。

そのあたりの工夫は、このあと説明していくよ。

この記事でわかること

  学科試験ってどんな問題が出るの?

  計算が苦手だけど大丈夫?

  効率よく勉強するコツは?

<<「電気工事士」ってどんな資格?という方はこちら>>

<<こちらは第二種電気工事士についての記事です。第一種についてはこちら>>

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1.学科試験の概要

第二種電気工事士 学科試験
試験日
(年2回)
令和8年度
上期
CBT方式2026年4月23日(木)~6月7日(日) (46日間)
筆記 2026年5月24日(日)
令和8年度
下期
CBT方式2026年9月24日(木)~11月8日(日) (46日間)
筆記2026年10月25日(日)
解答方法マークシート式(4択問題)
問題数50問
配点1問2点
試験時間120分
合格ライン60点/100点満点
*合格ラインは年度によって多少異なる場合があります。

試験は年に2回です。以前はどちらか一方しか受けられなかったのですが、現在はどちらも受けられます。

つまり、チャンスは年に2回あるということです。

学科試験は120分で50問を解かなければなりません。

覚えていればすぐに解ける問題が多いので、時間がなくなるということはないと思います。(私の経験上ですが)

実技試験は筆記試験合格後の対策で十分合格可能ですので、まずはとにかく筆記試験で6割以上取れるようにすることが重要です。

問題は選択式ですので、記憶があいまいでもなんとかなるかもしれません。しかし一方で正誤問題も多く、よく問題文を読まないとミスをしやすいと思います。

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2.どんな問題が出題されるのか

では、どんな問題が出題されるでしょうか。

試験問題は、問題1(30問)と問題2(20問)でわかれており、問題1は「一般問題」として、一問一答という形式、問題2は「配線図」として、図面を読みながら問題を解きます。とはいっても、一般問題同様、一問一答形式には変わらず、図面記号がわかっていれば難しい問題ではありません。

(1)計算問題は?

一般問題の1問目から10問目が計算問題となります。それ以外で計算が必要な問題がでることもありますが、基本的には初めの20%計算問題、それ以外の80%暗記問題ということになります。

そして、例年の合格基準点は約60点です。50問中30問以上正解すればいいのです。

つまり、計算問題すべて捨てても、残りの問題の75%以上解ければ合格できることになります。

問題用紙のはじめの1問目から10問目が計算問題なので、ここでわからない問題が出てきて焦ったり、解けない問題に時間を使いすぎる人がいるようです。

しかし、問題はどこから解き始めてもいいのです。わからない問題は飛ばして、出来る問題から解く、これが試験の基本です。

計算問題がどうしても苦手な人は、思い切って捨てるのも作戦としてはありかと思います。選択式なので、もしかすれば10問中いくつか正解するかもしれませんし。

計算問題の難易度ですが、オームの法則などを使うとはいっても、計算自体は中学生レベルです。数学の得意な人であれば、問題なく解けると思います。

例えば過去には1問目でこんな問題が出題されました。

2023年度下期午前 問1

図のような回路で、8Ωの抵抗での消費電力[W]は。

電工二学科23年下期午後問1

イ.200 ロ.800 ハ.1200 ニ.2000

答え:ロ
解説:回路全体の合成抵抗を計算すると20Ωになります。回路全体の電流値はオームの法則より、10Aとわかります。消費電力はP=RI^2のため、計算すると800Wとなります。

(2)知識を問う問題は?

知識を問う問題は、計算問題の4倍多く出題されます。

こちらに関しては範囲が広いので、地道に覚えるしかありません。
出題頻度に差があるので、重要なものから覚えるといいと思います。

あとでご紹介しますが、テキストの「よく出る!」という問題を優先して解けるようにするとよいかと思います。

工具や材料などは実物を知らないとイメージしにくいかもしれません。Youtubeなど動画で使い方を観るのも良いかもしれません。

過去には以下のような問題が出題されています。

2023年度下期午前 問18

写真に示す工具の用途は。

イ.金属管の切断に使用する。
ロ.ライティングダクトの切断に使用する。
ハ.硬質ポリ塩化ビニル電線管の切断に使用する。
ニ.金属線ぴの切断に使用する。

答え:ハ (塩ビ管カッター)

2023年度下期午前 問23

硬質ポリ塩化ビニル電線管による合成樹脂管工事として、不適切なものは

イ.管の支持点間の距離は2mとした。
ロ.管相互及び管とボックスとの接続で、専用の接着剤を使用し、管の差し込み深さを管の外径の0.9倍とした。
ハ.湿気の多い場所に施設した管とボックスの接続箇所に、防湿装置を施した。
ニ.三相200V配線で、簡易接触防護措置を施した場所に施設した管と接続する金属製プルボックスに、D種接地工事を施した。

答え:イ

(3)配線図の問題とは?

一問一答形式の問題1に対して、問題2は図面を読むために必要な知識が問われます。

問題用紙の中に住宅や工場の平面図が入っていて、その図面を読みながら設問に回答します。

出題パターンはある程度は傾向があるため、対策は可能です。

シンプルに図記号の意味を選択する問題は、頻出となっています。

2023年下期午後 問38

この図記号が示す機器の名称は。(一部文章変更)

リモコンセレクタスイッチ 図記号

イ.火災表示灯 ロ.漏電警報器 ハ.リモコンセレクタスイッチ ニ.表示スイッチ

答え:ハ

図記号の一覧をまとめた記事があるので、試験対策に活用してもらえるとありがたいです。

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3.おすすめの勉強方法

(1)テキストを読む

すでにある程度知識がある方は別として、やはりはじめはテキストから読んでいった方が理解しやすいと思います。

私の使用した教材は「すい~っと合格」シリーズです。最も定番のテキストで、使用している受験生は多いと思います。

amazonの売れ筋ランキングの「電気工事士関連書籍」のランキングではこちらの2024年度版と2023年度版が1位になっています。(2024年1月時点)

使ってみた感想としても、絵や図が多く、やさしく説明されている印象です。

ちなみに私は古本屋で7年前のものを使用しました。のちに最新の問題集をやって気付くのですが、たまに法改正があるので古いテキストを使いたい方は注意が必要です。

他に人気のあるテキストが翔泳社より出版している、赤い表紙が目印の「はじめての人でも受かる!」シリーズ。

Amazonの売れ筋ランキングでは、前出の「すい~っと合格」シリーズに次ぐ人気のようです。

こちらはテキストと問題集が1冊にまとまっており、選ぶ面倒はありません。

他のテキスト同様、フルカラーで見やすいです。

過去問2年分を収録。特典としてPDF版と、暗記カードアプリのダウンロードができます。

他に人気があるテキストは「いちばんやさしい 第2種電気工事士」です。

Amazonの売れ筋ランキングでも、上位に出てきます。口コミの数も多めで、評価も高いです。

こちらは他のテキストよりも小さい単行本サイズで、持ち運びに便利です。

テキストが多めでしっかり読み込みながら勉強するイメージです。

レイアウトが他のものと異なるので、こちらが好みという人もいると思います。

(2)過去問を解く

第二種電気工事士試験は、去問と全く同じ問題が出題されることが多いです。そのため、いかに過去問の正答率を上げるかが重要になります。

私が実際に使用した過去問集は、前出のテキストと同じ「すい~っと合格」シリーズです。

こちらは通勤中の電車内でも邪魔にならないコンパクトなサイズが特徴です。サイズはB6版くらいです。(単行本や青年誌の漫画本など)

左ページに問題、右ページに回答と解説という作りが使いやすく、この問題集のみで合格できる方もいると思います。

合格基準は60%です。満点をとる必要はありません。時間がない場合はよく出る問題だけ繰り返し解いてもいいと思います

本番も、順番通り解く必要はなく、わかる問題から解くことで、苦手な問題をゆっくり考えることができます。

こちらの特典としてダウンロードできる、暗記カードアプリもスキマ時間の勉強に役立ちました。

他には技術評論社より出版されている過去問集があります。

こちらはシンプルに過去5年分、26回分の過去問が全て掲載されていることが特徴です。

このボリュームは他のテキストよりも多く、たくさん過去問を解きたい人にお勧め

解説もフルカラーで丁寧に説明しています。

電気書院から出版されているこちらは、過去問24回分を収録しています。

技能試験の配線図に触れていることと、暗記カードアプリがダウンロードできることが特徴。

フルカラーで見やすいレイアウトになっています。

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4.勉強時間は?

試験合格に必要な勉強時間についてですが、サイトによって幅があるものの、概ね50~150時間必要という意見が多いです。

これは技能試験も含んだ時間なので、半分だと25~75時間、個人的には学科の方が大変だと感じてますので、50時間程度は必要なのではないかと思います。

私の場合は、通勤時間を有効活用しておよそ2ヶ月、平日は往復の2時間を学習時間に充てました。

計算すると、2時間×40日=80時間 ということになります。

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5.合格率は?

合格率は例年60%前後で推移しております。以下は電気技術者試験センターが公表している合格率をグラフにしたものです。

合格率グラフ:電気技術者センター公表の情報より作成

*1 合格者÷受験者(申込者ではありません)で計算しています。
*2 令和2年度上期 学科試験は新型コロナの影響で中止の為、データがありません。

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6.まとめ

電気工事士試験は独学で十分合格可能な試験です。ポイントは以下の通り

 学科試験は年2回、合格率は60%前後

 計算問題は全体の20%、捨てても大丈夫

 頻出問題を優先に、わかる内容から勉強する

この記事が受験を検討している方の参考となれば幸いです。

技能試験対策についてはこちらの記事にまとめております。

電気工事士の資格について知りたい方はこちらをご覧ください。

第一種電気工事士についてはこちらの記事をご覧ください。

第二種電気工事士免状を持っていると受験できる資格については、こちらの記事をご参考にしていただければと思います。

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