【転職活動】電気保安法人への転職 ~内定をもらった私が実践したこと~

コラム
当サイトはアフィリエイト広告を使用しております。
スポンサーリンク
よーすけ
よーすけ

ここでは私の実体験をもとに、

電気保安法人への転職を目指す際のポイントをご紹介します。

この記事を読んでわかること

スポンサーリンク

1.準備編

(1)資格の取得

電気保安法人への転職を考えている方は、まず、電験三種(第三種電気主任技術者)は取得しましょう

未取得であっても、『自己採点では合格だけど、まだ現在は結果待ち』というくらいで求人申し込みをしたいところです。

もし認定で取得できる見込みであれば、具体的な時期を伝えられれば良いのかなと思います。

ただ、通常は採用になってから勤務するまでというのは2ヶ月前後になると思いますので、その前に取得しておきたいです。

また、実体験として第一種電気工事士を持っていると面接官の反応が良かったです。

試験合格だけではなく、ちゃんと免状も持っていることが重要です。

電気工事士試験(第一種・第二種)についての情報はこちらをご覧ください。

電験三種の受験記録についてはこちらをご覧ください。

(2)転職サイトへの登録は必要か?

これは実際に活動をしてみての感想なのですが、結論から言うと、転職サイトや転職エージェントの利用は必須ではありません

なぜなら、電気保安法人という企業は特殊な業界で、会社の数も多くなく、小さい会社は求人を掲載していないことも多いように感じます。

産業保安監督部の許可を得ている保安法人はネット上に公開されています

ここから自分の希望する地域の企業に直接問い合わせれば良いと思います。

ただし、もしエリアを問わずに広く探したい場合などは、直接問い合わせるのはかなりの労力です。

このような多くの企業を検討したい方や、自力で見つけられなかった方は、転職サイトや転職エージェントの利用を検討してみるといいと思います。

また、私自身は初めての転職活動だったため、職務経歴書の書き方がよくわかっていませんでした。

このような転職活動に不安のある方は、転職サイトの力を借りるといいでしょう。

私はある転職エージェントの方に書類作成の点で大変お世話になりました。

結果的に、その方を通しての応募はしなかったのですが、相談してよかったと思っています。

ちなみに、私は複数の転職サイトに登録しました。転職サイトによってつながっている企業が違うと思いますので、利用する場合は複数併用するのが良いと思います。

(3)利用した転職サイトについて

私が利用した転職サイトの一部をご紹介します。

ⅰ.リクナビNEXT

ご存じな方も多いと思います。大手リクルートの運営するサービスです。

登録すると、様々な転職エージェントから連絡があります。

正直、たくさん来て困りましたが、向こうも決めたくて必死なので、いろいろ手伝ってもらえたのは良かったです。

ⅱ.DODA

こちらも有名な就職支援サイトです。CMも多く出しているので、ご存じな方も多いはず。

正直、登録したものの活用できなかったのですが、求人掲載数は多めなので、併せて利用してもよいと思います。

ⅲ.ミズノワ

こちらは電気主任技術者に特化した転職サービスを行っているミズノワさんです。

技術者の交流を目的としたカフェの運営や、Youtubeチャンネルの運営など、様々なサービスを行っています。

さすが電気主任技術者に特化しているだけあって、自力では見つけにくい求人も紹介してもらえます。

スポンサーリンク

2.書類審査について

(1)履歴書

履歴書を書いたことのない人は少ないと思いますが、いくつかポイントをご紹介します。

ⅰ.写真

私が転職活動の途中で修正したのは、写真です

写真を軽視していた私は、安く済ますため、iPhoneで撮影した画像をコンビニで印刷して使用していました。

自分でも写りが良くないとは思っていましたが、さほど気にしませんでした。

しかし、人は見た目が9割という人がいるように、写真は重要だと思いました。

面接の際に

「写真より実物の方がいいね」

と言われたのです。

これをきっかけに写真を肌色の補正機能のある証明写真機で撮影し、スマホに転送することにしました。

(履歴書はデータで提出することが多いため)

すると、年齢制限を超えていた企業へ送った書類でも、面接に進むことができたのです。

思い返せば、以前勤めていた会社でも、私の履歴書の写真写りが良かったことが話題になりました。(このときは証明写真を使用しています)

やはり、「顔」は人の印象に強く影響するのです。

もちろん、写真撮影が得意な方は自分で撮影するのもありだと思います。

ⅱ.学歴

電気主任技術者の仕事は、正直、学歴についてはあまり気にしないのではないかと思います。

私がエージェントから指摘されたのは、学歴欄は高校入学から書くように言われました。

おそらく高校卒業から書いても問題ないと思うのですが、「卒業」があるのだから「入学」から書いた方が丁寧なのかもしれません。

ちなみに、私のように大学が文系であるとか、電気系以外の学校を卒業していると、珍しがられて話のネタになりました。

もちろん、自分が専攻した学問は、相手にはわからないことがほとんどなので、わかりやすく説明できるようにしておきましょう。

(大学で学んだことは忘れてたので、新しく本を買って読みました)

ⅲ.職歴

転職活動の場合、最も重要なのは職歴で間違いないでしょう。

しかし、履歴書とは別に「職務経歴書」を提出しますので、ここには簡単な内容にとどめておいて問題ありません

私が記載したのは、「〇〇株式会社 入社(雇用形態:正社員)」「現在に至る」です。

フリーターだった期間があったので、それも記載しました。

ここで要注意なのは、極端に職歴が多い場合でしょう。

虚偽の記載をしてしまうと、『軽犯罪法違反』や『文書偽造罪』、『詐欺罪』などに問われる可能性がありますので、正しく記載しましょう。

気になるようであれば、なぜ職歴が多くなっているのか、第三者が納得できるような話を事前に考えておくといいでしょう。

ⅳ.資格

資格については先に説明した通りです。

電気保安法人で保安管理従事者として働くのに必要な資格は「第三種電気主任技術者」です。

この資格を持っているか、また、実務経験は何年なのか、このあたりが重要です。

<<電気主任技術者資格についてはこちらの記事をご覧ください。>>

あとは「普通自動車免許」や「準中型自動車免許」はあった方がよいでしょう。

私の場合は、多くの企業で第一種電気工事士」を持っていることが好感触でした。それも試験合格だけではなく、免状を持っていることを評価していただきました。

<<電気工事士資格についてはこちらの記事をご覧ください>>

ちなみに、話のネタになるので変わった資格や、興味深いエピソードを話せるようであれば関係ない資格を書いても良いと思います。

もちろん、英検三級のように難易度が低く、一般に履歴書に書かないような資格は避けた方が良い気がしますが。

私の場合、日商簿記2級を書きました。

初めは履歴書に書いていなかったのですが、面接官に口頭で話したところ、

「それはすごいですから、絶対、履歴書に書いた方がいいですよ」

と言われたからです。

もちろん、これはこの面接官の主観なのですが、日商簿記は一般に履歴書に書ける資格とされていますし、面接官の興味を引く可能性があるのなら、書いても損はないだろうと判断しました。

このあたりは意見がわかれるかもしれません。

ちなみに私の専攻した学問(社会学)は簿記とは無関係でした。

(これもネタになりました)

(2)職務経歴書

職務経歴書の書き方については、他に詳しいサイトがいくらでもあると思いますので、ここでは簡単な説明にとどめておきます。

職務経歴書とは

A4縦サイズ1~2枚程度に、これまで応募者自身が経験してきた職務の内容(職務経歴)を自由様式で詳しく記載する書類です。
記載項目としては、「職務経歴」のほかに、採用担当者に対してアピールできるような応募者自身の「活かせる能力」や「自己PR」、「志望動機」なども盛り込むことができます。

(厚生労働省「職務経歴書の作り方」より引用)

実際に私が使用していた職務経歴書は以下のような書式でした。

ⅰ.職務経歴概要

これまでの職歴をコンパクトにまとめます。私の場合、文字数は250字ほどでした。

売り上げへの貢献など、具体的な数字を記載してアピールします

ⅱ.会社履歴

表にしてこれまで所属していた会社を記載します。期間と会社名を書きます

ⅲ.職務経歴詳細

勤めた会社ごとに、期間、事業内容、職務を記載します。

事業内容の欄には、具体的な実績についても記載します。

ここではフリーター時代のことは書きませんでした。

ⅳ.PCスキル・テクニカルスキル

今ではパソコン操作が必須ですので、どの程度できるか簡単に書いた方が良いでしょう。

私の場合は、WordとExceそれぞれがどの程度できるかを記載しました。

保安法人であれば図面を書くこともあると思うので、CADができる人は記載した方が良いでしょう。

ⅴ.資格

取得年月と資格名を記載します。

履歴書と同様の内容になりました。

ⅵ.得意とする経験・分野・スキル

これまでの職歴で培った経験やできることを記載すると良いと思います。

採用担当者は、「この人は求めている能力を備えているだろうか」と判断する材料にするはずです。

私の場合は、電気工事の監督経験から、施工管理や品質管理、関係省庁への書類作成などができる点を記載しました。

会社によっては工事を行うこともあるので、好印象を与えることができたと思います。

ⅶ.保安管理業務を希望する理由(志望動機)

志望動機を記載します。私の場合は280字ほど書きました。

ここはちゃんと業務内容を理解して、説得力のある内容であればどんな理由でも良いと思います。

私が強調した点は

①なぜ第三種電気主任技術者の資格を取得したのか
②目指すキャリアの到達点はどのようなものか

の2点です。

正直、資格を取得した時点で保安法人については何も知らなかったのですが、ここでは保安法人で活躍する為に資格を取得したことにしちゃいました。

まだ資格を取得していない場合は、「目指している」で良いと思います。

「キャリアの到達点は電気のエキスパート」というような内容を書きました。

ⅷ.自己 PR

ここではこれまでの職歴の中で培った、自分の強みを記載します。

ⅵとの違いは、こちらはより具体的なエピソードを添えて、どのように力を発揮したかを書くと良いと思います。

私の場合は、250字ほどの内容を2つ書きました。

例えば、困難な仕事をうまく工夫して乗り越えた、という話は書きやすいのではないかと思います。

(3)年齢について

年齢はそもそも制限を設けているケースが多いので、そこをクリアしているかどうかになります。

年齢制限は35歳以下としているケースが多い気がします。しかし、応募時点で確認してみると年齢制限を超えていても応募可能な場合があります

私の場合も、36歳だったときに、求人情報では32歳までとしていた企業に応募できました。

残念ながら不採用だったのですが、企業側としては欲しい人材であれば年齢は多少超えていてもかまわないのだと思います。

また、エージェントが間に入っているケースでは、エージェントは報酬がほしいので頑張って交渉してくれるかもしれません。

採用にならなければエージェントの売り上げはゼロなのですから。

スポンサーリンク

3.筆記試験・適性検査(ある場合)

たまに、筆記試験や適性検査を行う会社があります

私の経験した2つのケースは以下のような内容でした。

1社目は、一次面接の際に、面接の前に会場で筆記試験を行いました。

内容は、電気についての問題と、自分が仕事で経験したエピソードを問うものでした。

正直、SPIのような基礎教養や時事問題を想定していたので意外でした。

電気についての問題は回路計算や高圧受電設備の単線結線図を問う問題でした。

難易度は第一種電気工事士や第二種電気工事士試験のレベルですが、私は工事士を受験して年数も経っており、忘れている箇所もちらほら。

電気保安法人の採用試験で筆記試験がある場合は電気系資格試験の復習しておくことをおすすめします

仕事のエピソードを問うものは、「現職で経験して学んだことを具体的なエピソードとともに述べよ」や、「業務の中で心がけていることを具体的に述べよ」などでした。

こちらは面接対策と被りますし、自身の経験なのでそれほど問題はないかもしれません。

ただ、記述式なので漢字が書けないと恥ずかしいので、漢字は書けるようにした方がいいかもしれません。

2社目は、一次面接の数日後、自宅のPCで受験するパターンでした。

内容は、言語、計算、記憶などを測定する知的能力テストと、アンケートに回答する性格・価値観テストです。

受けたことある方ならイメージしやすいと思いますが、よくある一般的な適性検査だと思います。

こちらについては検索していただくと、詳しく解説しているサイトがあるかと思います。

例えば、リクナビでは適性検査の問題例がいくつか紹介されています。

スポンサーリンク

4.面接時の心がけ

面接は1回の場合も、2~3回の場合もあると思います。

私の応募した企業は小さい会社ばかりで数も少ないので、ここで面接対策を語ることは難しいです。

しかし、いくつか意識した点を紹介したいと思います。

(1)自然なコミュニケーションを心掛ける

これは中途採用についての話ですが、相手側としても、これから一緒に働くかもしれない立派な社会人に対しては、初々しさや、元気いっぱいで優等生な受け答えよりも、落ち着いて自然とコミュニケーションが取れることを見ていると思います。

はじめて面接をした会社で驚かれたのですが、私があまりに落ち着いて話していたので、何社も面接していると思ったそうです。

私は普段の仕事でお客様や取引先と接するようなイメージで話していました。

面接用の自分を演じるよりも普段通りに話すことが大切だと感じました。

(2)仕事で経験した中で、生かせそうなエピソードを話す

新卒と異なり、実際にプロとして仕事をしてきたのであれば、保安業務でも生かせそうなエピソードがあるはずです。

私は前職で電気工事の施工管理をしていました。

工事の数か月前から準備をしたり、工事当日も予定通り進められるように作業員に指示をしたり、色々と気を配っていました。

この事前準備や当日の監督といった部分は、保安法人の年次点検とも共通する部分があります。

このような共通した能力をアピールすることを心掛けました

また、私の場合には緊急対応や故障個所の修繕など、業務上の共通点もあったことは幸いでした。

(3)逆質問をする

基本的には、こちらかの質問についても求められるはずです。

むしろ、採用側もミスマッチがあっては困るので、「いくらでも質問して下さい」、というスタンスが多かったです。

かといって、あまり引っ張っても印象いいとも思えないので、大体5~10分くらいで済むように質問しました。

面接の間に疑問が解消することもあるので、質問については多めに10個くらいはリストアップしていました。

例えば、以下のような質問を考えていました。

逆質問の例

・未経験から入社した人はどのくらいいて、現在どのようなポジションにいるか

・何人いる事業所で、年齢層はどのくらいか

・異動はあるか

・手当てにはどのようなものがあるか

・残業や時間外労働について

・持ち出しはあるか (交通費、手袋、作業着、靴など)

スポンサーリンク

5.面接で聞かれたこと

面接でよく聞かれたこともいくつかあげたいと思います。

今では業務内容への理解も深まったので、聞かれた意味がわかります。

小さな会社だと、社長や現場の責任者と話すので、新卒採用っぽい質問は少なかったです。

・車の運転は問題ないか?

→年次点検では、試験器など機材が多く、ハイエースなど大きめの車の運転が多いです。

・早朝、夜間の作業については問題ないか?

→やはり停電しての点検では、早朝や夜間があります。

 しかし、働き方改革や、安全面から以前よりは少なくなっているという話も聞きます。

・今も資格の勉強をしているのか?

→私が毎年のように資格を取っていたから聞かれました。

 電験三種を取ったばかりの方も聞かれるかもしれません。

・入社後のキャリアビジョンは?

→実務経験年数を満たした場合、独立のためにやめる人が多いため。

 会社に貢献するために頑張れるか、会社に魅力を感じているか、というあたりを見ているかもしれません。

・あなたの弱みは?

→強みは書類にも記載するため、逆に弱みについて聞かれるケースは多い。

 弱みだが、言い換えれば強みといえる点をあげたいです。

・現在の年収と希望年収

→ほぼ聞かれるはず。しかし経験年数不足の場合、会社の売り上げに貢献できない為、多く出してくれる企業は少ないと思われます。

スポンサーリンク

6.まとめ

何社か応募した印象では、まず面接してもらえなければ話にならないので、書類は完璧に作りこみたいと思います。

よほどじゃない限り、人を欲しがっている企業なら会ってもらえるはずです。

私が書類で落とされた理由は主に、年齢と経験年数ゼロという点だと思っています。(確かではないですが)

面接に関しては、企業や採用担当者によって考えが違うと思うので、必勝法はないと思います。

高齢化が進んでいるので、「知識や経験がなくても若い人材が欲しい!」という会社もあれば、「とにかく人手が必要で、経験年数のある人が欲しい!」という会社もあると思います。

あとは一緒に働きたいと思ってもらえるような、好印象を与えるための、最低限のマナーや知識があり、自然なコミュニケーションが取れればよいのかな、と思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が転職を考えている方の少しでも力になれば幸いです。

この記事のポイント

※この記事の内容は、あくまでも個人的な考えなので、転職活動の成功を保証するものではありません。